20代後半になり、転職を考え始めたものの、正直「やりたい仕事が分からない」状態でした。
仕事はそれなりにこなせている。
大きな不満があるわけでもない。
でも、働いていても成長している実感がない。
このまま続けていても、数年後の自分が想像できませんでした。
何から始めればいいか分からず、「とりあえず応募してみよう」
そんな気持ちで転職活動を始めた結果、入社後に「やっぱり違った」と後悔することになります。
この記事では、やりたい仕事が分からないまま初めての転職で失敗した20代後半の経験をもとに、
次に同じ後悔をしないための仕事の探し方を7つ紹介します。
結論|転職で後悔する一番の原因

20代後半の転職で後悔する最大の原因は、「成長実感がない理由を言語化しないまま動いてしまうこと」です。
仕事の探し方7選

1. やりたい仕事が分からないなら「成長実感がなかった理由」を掘る
やりたい仕事が分からない=ダメではありません。
問題は、なぜ今の仕事で成長を感じられなかったのかを考えないことです。
- 新しい仕事を任されなかった
- 裁量がなかった
- できることが増えている実感がなかった
ここを言葉にしないまま転職すると、同じ理由でまたやる気が出なくなります。
2. 「好きなこと」から仕事を探そうとしない
初めての転職でよくあるのが、「やりたいことを見つけなきゃ」と焦ることです。
でも、やりたい仕事は経験してから見えてくるもの。
無理に作った志望動機は、入社後の違和感につながります。
3. とりあえず応募は、思考停止になりやすい
何から始めればいいか分からないと、「応募=前進」だと思ってしまいます。
でも、
- 理解していない仕事
- イメージだけの会社
に応募すると、内定が出た瞬間に冷静な判断ができなくなります。
応募する前に、「なぜここで成長できそうか」を説明できないなら、一度立ち止まったほうがいいです。
4. 成長実感は「仕事内容」より「環境」で決まる
成長できなかった原因は、仕事そのものではなく環境だった可能性があります。
- 教えてもらえる環境がない
- 挑戦させてもらえない
- 評価基準が不明確
仕事内容だけ見て転職すると、同じ環境に入ってしまい、また成長できません。
5. 20代後半の転職は「今できるか」より「伸びるか」で選ぶ
即戦力かどうかよりも、数年後にどうなれるかを基準にしましょう。
- 学べる環境があるか
- フィードバックがあるか
- 少し背伸びした仕事を任せてもらえるか
成長できない環境では、どんな仕事でもやる気は出ません。
6. 面接で「やりたいこと」を無理に作らない
初めての転職では、それっぽい志望動機を作りがちです。
でも本音は、「成長実感がほしかった」これで十分です。
代わりに、面接ではこんな質問をするとミスマッチが減ります。
- 入社後、どんな仕事から任されますか
- 成長している人の共通点は何ですか
7. 分からないまま動く転職が一番の後悔になる
転職自体が悪いわけではありません。
でも、分からないまま動くことが一番の失敗です。
順番はこうです。
1.成長実感がなかった理由を言語化
2.それが得られそうな環境を探す
3.納得できる企業だけに応募する
転職で後悔したくない20代後半へ|次に取るべき行動
20代後半で、やりたい仕事が分からない。
働いても成長している実感がない。
そんな状態で転職を考えるのは、決しておかしいことではありません。
ただ、僕自身が経験して分かったのは、「何から始めればいいか分からないまま、とりあえず応募する転職」だけは、高確率で後悔するということです。
転職で一番難しいのは、求人を探すことではなく、自分がなぜ成長できなかったのかを一人で整理することでした。
もし今、
- やりたい仕事が分からない
- 初めての転職で失敗したくない
- 次は後悔しない選択をしたい
そう思っているなら、次にやるべきなのはいきなり応募することではなく、一度プロに整理してもらうことだと思います。
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無理に転職する必要はありません。
話を聞いてみて「今じゃない」と判断するのも、立派な選択です。
何から始めればいいか分からない今だからこそ、一度、頭の中を整理してみてください。



