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大学の入学準備にかかる費用や学費はどのくらい? 平均の内訳解説

平均の内訳解説

季節の変わり目に大学に進学にすると多くの費用がかかります。

大学の学費をはじめ、入試にかかる費用や遠方であれば宿泊代や交通費など様々なところで費用がかかります。

大学入学前の2月~4月にかけて費用がいくらかかって、いつ払うのか内訳を解説します。

小学校・中学校・高校と違って、大学に進学すると総額で高い金額が必要になります。

また、18歳という年齢で大人になり行動範囲も増え、大学進学以外にも費用が必要になります。

一人暮らしをしてアパートを借りるのであればさらに多くの生活費がかかります。

国立や私立、どの分野、学部に進むかや理系、文系によって金額の違いもありますが、急な出費に備えて、前もって貯金をしておくなど準備をしておくことが大切です。

大学進学準備に費用がかかるものを紹介します。

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大学進学準備に費用がかかるもの

大学進学準備に費用がかかるもの一つずつ解説します。

1.受験料(入学検定料)

大学を受験する時は、受験料がいります。

毎年1月に一斉に行われる大学入学共通テストで3教科以上の受験で18,000円、2教科以下受験で12,000円です。

その後の国公立大学2次試験が17,000円、私立大学受験料は大学によって違いますが30,000~35,000円が多くなっています。

受験の際は、滑り止めなど複数の大学を受験することになるので受ければ受けるだけ費用はかかります。

2.遠方で受験をする場合は、ホテル宿泊費と交通費

大学受験を県外などの遠方で受ける場合は、試験日前日にホテルに宿泊することになります。

ホテル宿泊費は1泊4,000円~8,000円くらいで泊まれるビジネスホテルが良いでしょう。

また、ホテルや受験大学まで行く交通費が数万円程度必要になってきます。

電車や飛行機で行く場合は、試験日が決まったら予約が埋まる前に早めに席を取った方が良いでしょう。

3.大学の入学金、授業料、設備費(一番かかる費用)

4月から大学入学が決まると初年度に入学金、前期の授業料、設備費の支払いが求められます。

大学が指定した期日までにお金を振り込む必要があります。

入学式の前の2~3月に振り込むように指定されることが多いです。

金額は、国公立大学で入学金、授業料、設備費を合わせて60万円前後、私立大学で80万~100万円前後になります。

後期分の授業料は、9月~10月頃に納付することが多いです。

1年間での初年度納入金の平均額は下記になります。

国立大学の学費(初年度納入金の平均額)

年間81万7800円

公立大学の学費(初年度納入金の平均額)

年間93万2251円

私立大学の学費(初年度納入金の平均額)

文科系 年間116万6922円

理科系 年間154万4962円

医歯系 年間482万2395円

私立大学は、学部でも学費金額に差が出るので私立大学における学部別の初年度納入金の平均額は下記に記載します。

文科系の学部の学費(初年度納入金の平均額)

【文学部・教育学部】

授業料入学料施設設備費合計
79万4063円22万9762円16万1039円118万4864円

【神学部・仏教学部】

授業料入学料施設設備費合計
73万0658円21万6270円15万8598円110万5526円

【社会福祉学部】

授業料入学料施設設備費合計
74万8868円21万1407円17万7973円113万8248円

【法学部・商学部・経済学部】

授業料入学料施設設備費合計
78万2656円23万1632円14万2457円115万6745円

          

理科系の学部の学費(初年度納入金の平均額)

【理学部・工学部】

授業料入学料施設設備費合計
107万6373円24万2365円16万2527円148万1265円

【薬学部】

授業料入学料施設設備費合計
142万8539円33万9127円30万8949円207万6616円

          

【農学部・獣医学部】

授業料入学料施設設備費合計
96万4389円24万6247円20万7723円141万8359円

          

医歯系の学部の学費(初年度納入金の平均額)

【医学部】

授業料入学料施設設備費合計
266万6458円134万0552円106万3310円507万0319円

          

【歯学部】

授業料入学料施設設備費合計
322万5206円59万8303円55万8798円438万2307円

          

その他の学部の学費(初年度納入金の平均額)

【家政学部】

授業料入学料施設設備費合計
81万1588円24万7072円19万7161円125万5821円

          

【芸術学部】

授業料入学料施設設備費合計
112万5580円25万2996円27万2162円165万0739円

          

【体育学部】

授業料入学料施設設備費合計
81万4517円25万0854円22万0590円128万5961円

          

【保健学部(看護を含む)】

授業料入学料施設設備費合計
98万8179円26万8336円23万8367円149万4882円

          

このように入学金、授業料、設備費は一番費用がかかりますので、本当に行きたい大学を選んだり、好きなことに没頭できる大学を選んだ方がいいです。

4.1人1台のノートパソコン

近年の大学では持ち運びできるノートパソコンを使用することが一般的になっています。

1人1台を大学に通うまでに購入しておく必要があります。

ノートパソコン代で1台10万円くらいかかるでしょう。

パソコンに付属するマウスやケースなども必要になってくる場合もあります。

5.教科書、参考書

勉強するにあたって教科書や参考書は必修になります。

学部などによって金額は違いますが、年間で数万円程度はかかります。

6.家から大学に通う場合は定期券

家から大学までの距離や場所にもよりますが、20分程度電車を利用した場合と20分程度のバスを利用した場合の費用は下記になります。

 ・家から電車の場合 6ヵ月約5万円

 ・バスを利用した場合 4ヵ月約5万円

通学用の定期は、1ヶ月ごとではなく数ヶ月まとめて購入した方が少し割引きになります。

7.アパートを借りる場合

自宅から大学までが遠方でアパートで一人暮らしが必要になる人もいます。

アパートには、敷金、礼金、家電、生活用品が必要になり、それにかかる費用は、入学者1人あたり平均39万1000円となっています。

また、月々必要となるアパートの家賃がかかります。

8.私服が必要になる

小学校、中学校、高校までは指定された制服がありましたが、大学になると私服になることが多く、毎日通うとなるとそれなりの私服を購入する必要があります。

大学生に人気のユニクロやGUは、学生にとっては買いやすい値段で、1週間分の私服を購入すると2万~5万円くらいかかります。

9.自動車学校に通う

18歳になると自動車の免許を取得する人が多くなります。

自動車学校に通うと授業料として30万~40万円くらいかかります。

さらに自動車を買うとなると自動車代も必要になってきます。

中古車で安い軽四だと10万~40万円くらいで購入できます。

新車が欲しいとなるとメーカーやグレードによりますが、100万円~300万円はするでしょう。

10.入学式用のスーツ

大学の入学式は、スーツで参加する人も多いでしょう。

洋服の専門店に行けば、スーツ、ネクタイ、シャツ、靴、ベルトなどがセットになって19,800円や29,800円で販売されていることろもあります。

実際のところ、入学式でスーツを着る以降は、成人式まで着ることはあまりない場合が多いです。

スーツを成人式以降に買う場合は、父親や親戚から借りた方がいいかもしれません。

大学進学準備に必要な費用

大学進学準備に必要な費用は、当然人によって状況や環境が違うのですが、おおざっぱにみて130万~230万円前後です。

すぐに払える金額ではないので、前もって貯金をしておくことが大切です。

お金はかかりますが、大学に行って学んだことや新しい環境で勉強になることも多いです。

また、人生で一番楽しく暮らせる時期になる場合もあります。

新たな一歩を踏み出し、楽しく過ごしましょう。

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