子供がゲームばかりして勉強しないと、将来の進学や就職が心配になりますよね。
親としては、子供が自主的に勉強してくれることが何より安心です。
しかし、子供のやる気を引き出すのは簡単ではありません。
この記事では、
- 子供が勉強しない理由
- 親ができる子供のやる気を引き出す5つの方法
- やる気が出ない時に親ができる声かけのポイント5つ
をわかりやすく解説します。
子供が勉強しない5つの理由

子供が勉強しない5つの理由を紹介します。
勉強がつまらない・嫌い
お子さんが勉強に興味を持てず、つまらなそうに感じるのはよくあることです。
ゲームや遊びの楽しさと比べてしまうと、どうしても勉強が退屈に感じてしまうのも無理はありません。
親としては、少しずつ興味を引き出せるように、工夫しながら見守ってあげるのが大切です。
勉強内容が難しい・理解できない
授業の内容が難しくてついていけなかったり、テストの点数が思うように伸びないと、子どもはがっかりしてしまいますよね。
そんな時は、「どこが分からないの?」と優しく声をかけて、一緒に考えてあげることで、不安が少しずつ軽くなりますよ。
勉強のやり方が分からない
「何から始めればいいのかわからない」と感じている子どもは意外と多いものです。
親が無理に教え込むより、一緒に勉強の計画を立てたり、やり方を伝えてあげると、少しずつ自信を持って取り組めるようになりますよ。
「勉強しなさい」と強制される
つい「勉強しなさい!」と言いたくなりますが、強く言い過ぎると逆に子どものやる気がしぼんでしまうことも。
叱るのではなく、子どもの気持ちに寄り添いながら、自然に勉強したくなるような声かけを心がけてみてくださいね。
疲れや不安がある
学校や習い事で疲れている時や、学校や家庭で何か悩みがあるときは、勉強に集中するのが難しくなります。
そんな時はまずお子さんの話に耳を傾けて、無理をさせずにゆっくり休めるように見守ってあげることが大切です。
子供の勉強のやる気を引き出す5つの方法

子供の勉強のやる気を引き出す5つの方法を紹介します。
興味を持たせる工夫をする
子供がゲームやスマホに夢中になり、勉強をしなくて悩んでる親は多いです。
そういう時は、ついゲームやスマホを取り上げて「勉強をしなさい」と言ってしまいます。
しかし、今ではゲームやスマホで勉強に使えたり、頭の体操になるアプリがたくさんあります。
子供の勉強への嫌いな意識をかえるためにアプリを上手に使い、勉強に興味を持つきっかけに使うことができます。
また、アプリを使用することによって、今まで解けなかった問題を解けるようになる場合もあります。
机に向かって勉強していても長く続かない場合もゲームやスマホであれば自分で操作するので集中して最後までやる気が続きます。
小さな成果を丁寧に褒める
子供にとって嫌いな勉強をすることは難しいです。
「勉強をしなさい」と言っても、なかなかしなかったり、一度しても長続きはしません。
「1時間も勉強している」や「テストの点数が良かった」と子供が何かをやり遂げたときにほめるようにすると、子供は認められたと認識しますますやる気になります。
まったく勉強しない子供でも何かのきっかけで勉強をしたら小さな変化に気付き、「自分から勉強をし始めた」と肯定しほめてあげましょう。
子供が自己肯定感を高めていけば、そのうち自分から進んで勉強をするようになります。
毎回ほめると慣れてしまうので、適度にほめたりほめなかったりすることで子供のやる気脳が活発になりより効果が出ます。
リビングで勉強させる
一人で無理に勉強をさせようとすると子供が孤独感を感じたり、面白くないものと認識してしまう危険性があります。
そういう場合は、勉強をする環境をリビングに変えてみる方法もあります。
親がいるリビングで勉強をすることによって、子供にとって安心感がありますし、親に見てもらいたいという感覚になり勉強ができるようになります。
勉強が習慣になっていない場合は、やる気のスイッチを押すために環境を変えてみるのもいい方法です。
但し、リビングなので勉強する明るさが足りないため、手元を照らすライトがあるほうが良いです。
親も一緒に勉強する
子供が勉強をしているのに親が横でテレビを見ていたりスマホを見ていたりすると子供からすれば自分ばっかりと納得してもらえないでしょう。
勉強するのも一方的に「勉強をしなさい」というのではなく、子供と一緒になって取り組んであげる姿勢が大事です。
子供にとって親は手本です。
親が自ら机に向かい勉強する姿勢を子供に見せ、子供の良いお手本となって一緒に勉強に取り組んでみましょう。
部屋や机を整理整頓する
勉強をする環境として部屋が散らかっていては心理的に勉強をする気持ちになりません。
机の上にゲームが置かれていると勉強してもゲームが目に入り、気が散ってしまいます。
勉強に集中できる環境にするためには机はシンプルなものにし、机の上を整理整頓しましょう。
机の上に何も置かないように勉強に使用しないものは机の中や机の下に片づけてしまいましょう。
勉強のやる気がでればすぐに机に向かえ、モチベーションが下がりません。
やる気が出ない時に親ができる声かけのポイント5つ

やる気が出ない時に親ができる声かけのポイント5つを紹介します。
共感の言葉をかける
「頑張ってるね」「疲れてるのかな?」と、子どもの気持ちにそっと寄り添う言葉をかけることが大切です。
わかってもらえるだけでホッとするもの。
無理せずゆっくりでいいよ、と優しく伝えてあげると、安心してまた頑張ろうと思えるはずです。
小さな目標を提案する
「今日はここまでやってみようか」「まずは5分だけ集中してみよう」と、無理なくできる小さな目標を一緒に決めてあげるといいですよ。
少しずつクリアしていく喜びが、自信につながって次のやる気に繋がっていきます。
ポジティブな励ましをする
「よく頑張ったね」「ここができるようになったね」と、できたことをあたたかく伝えてあげましょう。
失敗や間違いを責めずに「大丈夫だよ」と優しく受け止めることで、子どもの心に安心感が生まれ、前向きな気持ちが育ちます。
休憩や気分転換を促す
疲れているときは無理せず休むことも大事です。
軽く体を動かしたり、好きな音楽を聴いたり、ちょっと気分を変える時間を持つことで、気持ちもリフレッシュ。
そうすると、また落ち着いて勉強に向かいやすくなりますよ。
一緒に取り組むことを提案する
「よかったら一緒にやってみようか」と声をかけて、親子で同じ時間を過ごすのもおすすめです。
ひとりじゃない安心感が出て、わからないところもその場で助け合えます。
自然とコミュニケーションも増えて、楽しい時間になりますよ。
子供のやる気を引き出すポイント
子供の勉強のやる気を引き出すには、無理に強制するのではなく、子供の気持ちに寄り添いながら環境や声かけを工夫することが大切です。
親子で一緒に取り組む時間を増やし、小さな成功を丁寧にほめてあげることで、自然と勉強への意欲も育っていきます。
また、子供の自己肯定感やコミュニケーション力を高めることは、勉強だけでなく将来の人間関係にも大きなプラスに。
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