「職場の人間関係に疲れた」「できるだけ会社の人と関わりたくない」「会社の人と距離を置きたい」と感じていませんか?
仕事をするうえで職場の人間関係は避けて通れない問題ですが、あえて関わらないようにして距離を取ることでストレスが減ることもあります。
この記事では、実際に私が「職場で人と関わらないようにした結果」どうなったのか、そのメリットとデメリットを正直に紹介します。
また、会社の人と距離を置くためにやった具体的な行動についてもお伝えします。
会社の人と距離を置くためにやった5つのこと

会社の人と距離を置くためにやった5つのことを紹介します。
仕事の指示を出さない
仕事の指示を出すと相手に嫌な気持ちを与えるので、仕事の指示を出さないように心掛けます。
自分の仕事は自分の携わる部分だけを行うようにします。
自分の思い通りに相手をコントロールしないよう意識しました。
プライベートの話を一切しない
自分のプライベートの部分を会社の人が知ると話に入ってきたり、嫉妬や妬みを買ってしまうことがあります。
あまり自分を知られないように極力プライベートの話はしないようにしました。
話題がないと相手から話しかけてくることも少なくなります。
周囲の人全員に敬語を使う
親しくしていると距離感が縮まって何でも言ってくる可能性があるので、周囲の人に敬語を使うようにしました。
年上、年下、同僚関係なく周囲の人みんな平等に敬語にすることで適度な距離感を作ることができます。
また、暗黙の了解で周囲の人に自分で距離をとっていますと示すことができます。
雑談をしない
仕事以外の雑談などの話をしてしまうと距離感が縮まるので、仕事の話のみすることを心掛けました。
自分の仕事に集中でき、スムーズに仕事が進みます。
余計なことに気を使わなくていいので、気分的にも楽になります。
人が集まる場所を避ける
休憩中や昼ご飯の時間などに一緒の机になってしまうと何か話さなくてはいけない雰囲気になるのでなるべく人の近くに行くことをやめました。
部屋の隅や端っこの席が空いているのであれば、なるべく端に行くようにします。
自分一人だけの時間を落ち着いて過ごすことができます。
会社の人と距離を置いたことで感じたメリット5つ

会社の人と距離を置いたことで感じたメリット5つを紹介します。
精神的に楽になった
会社の人と距離を置くことで一番のメリットは気分が楽になることです。
相手のことを心配することや余計なことに気を使う必要はありません。
話し掛けられることもないので、身構えて待つこともなくなります。
余計な仕事を頼まれなくなった
会社の人と距離を置いているので、相手が自分に近づきにくく仕事を頼まれることがなくなります。
常に一人で仕事をしているので、忙しい雰囲気を出していることもあります。
急な仕事の変更や仕事量が増えて残業になることもなくなります。
飲み会や会社の役を任されなくなった
会社の飲み会の幹事など会社内での役をやらされることがなくなります。
会社の人と距離を置いておくと会社の役の候補から外されるようです。
面倒な仕事をやることがなくなるので、自分の仕事に集中できます。
自分の時間が増えた
周囲の人から話し掛けられることがなかったり、仕事を頼まれることがないので余計なことに時間を費やすことがなくなります。
そのため自分の時間が増えます。
仕事の時間を有効に使うためにも自分で時間の管理をしっかり行いましょう。
マイペースに仕事が進められる
あまり人と関わらないので急に仕事を頼まれたり、仕事に口を挟まれることもありません。
自分のペースで仕事を進められるので精神的にストレスが溜まることもありません。
気分よく仕事に取り組むことができるでしょう。
会社の人と距離を置いたことで感じたデメリット5つ

会社の人と距離を置いたことで感じたデメリット5つを紹介します。
社内情報が回ってこなくなった
会社の人と接する機会が少ないので、会社内での情報が回ってきません。
会社内での細かいルールやスケジュールなどみんなは知っているけれども、自分だけが聞かされていないということがよくあります。
自分だけが知らないルールがあるとたまに不便さを感じます。
寂しさを感じることがある
人と話すことが好きな人は、話す人がいなくて寂しい時があります。
誰かに情報を共有したい時や仕事で相談にのってほしい時でも一人で抱えなくてはいけません。
たまにすることがなくてボーッと過ごしている時があります。
喜怒哀楽が少なくなる
人と接することが少ないので喜怒哀楽も減ります。
一日中無表情で仕事をしていることがあり、悲しみがないぶん喜びも激減します。
適度に人と接することは重要だと感じます。
周囲に話しかけづらい雰囲気が出てしまう
周囲の人と距離を置いているので、そのオーラが出てしまい周囲の人から話しかけられにくくなります。
孤独に過ごすことが多くなり、寂しさも感じます。
自分一人でも耐えることができる強い精神力を身につけることが大切です。
他の人の雑談が楽しそうに見えてつらい
やはり寂しさを感じる時は、周囲の人が楽しそうに話をしているのを見るとつらい気持ちになります。
自分から都合の良い時だけ話に入っていくこともできず、遠慮してしまいます。
寂しい気持ちを抑えて仕事に集中するしかなくなります。
職場の人間関係に疲れたときは「適度な距離感」が大切

会社の人と完全に関わらないようにすることで得られるメリットもありますが、孤立しすぎると情報不足や孤独感といったデメリットも出てきます。
距離を置きつつも、業務上の連携やあいさつなど、最低限の関わりは持つようにすることが理想です。
職場で距離を置くのはOK。でも伝え方次第で変わるかも?
職場の人と距離を置くことで、精神的に楽になる一方で、孤立感や情報不足といったデメリットもあるのが正直なところです。
本当に必要なのは「関わらないこと」ではなく、うまく関わるスキルかもしれません。
もし今、「どう伝えればいいか分からない」「関係がギクシャクするのが怖い」と感じているなら、伝え方のスキルを学んでみるのも一つの手です。
「嫌われずに距離を取る」「断る・伝える」など、職場の人間関係に役立つ具体的なスキルが身につきます。
実際に私は、「無視されない断り方」や「角を立てずに距離を置く伝え方」が分かってから、関係を壊さずに自分のペースで働けるようになりました。
人間関係は我慢ではなく、工夫で楽になります。
今のうちに、コミュニケーションの武器を持っておきましょう!
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